
グレアムのMr.マーケット哲学とは?新NISA時代のバブル陶酔感への処方箋
スマートフォンの画面の中で、株価が躍っている。 「日経平均、史上最高値を更新」「あの銘柄、年初来三倍」「新NISAで億り人続出」──そういうヘッドラインが、朝起きた瞬間から眠る直前まで、私たちの視界に流れ込んでくる。 気がつけば、保有してい …

スマートフォンの画面の中で、株価が躍っている。 「日経平均、史上最高値を更新」「あの銘柄、年初来三倍」「新NISAで億り人続出」──そういうヘッドラインが、朝起きた瞬間から眠る直前まで、私たちの視界に流れ込んでくる。 気がつけば、保有してい …

ポートフォリオの見直し、気になりながらも「まあ、今じゃなくてもいいか」と後回しにしていませんか。あるいは逆に、1日に何度もアプリを開いてしまう方もいるかもしれません。 相場が荒れている日は特にそうですよね。朝起きてすぐ確認、通勤電車でもう一 …

2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーは、人間が「お金に色をつける」生き物であることを学術的に証明した。ボーナスの50万円と、3年かけて貯めた定期預金の50万円。証券口座に入金された瞬間、経済学的にはまったく同一の価値を …

朝起きてスマホを開く。証券アプリの画面に並ぶ赤い数字。昨日まで順調だったポートフォリオが、一夜にして-15%。 「まさか、こんなことになるなんて…」 でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。それは本当に「まさか」だったでしょうか。 今 …

朝のコーヒーを飲みながら、いつものように証券アプリを開く。いつもと同じ画面のはずなのに、何かがおかしい。 日経平均が−1,500円。 「アプリの不具合だろう」と思って画面を更新しても、数字は変わりません。ニュースを開けば「○○ショック」の文 …

「昨日買った株が、もう-8%になっている…」 朝起きて証券アプリを開いたら、画面が真っ赤。思わずスマホを裏返しにしたくなる気持ち、よく分かります。 「なんでこんな株を買ったんだろう」「やっぱり自分に投資は向いていないのかもしれ …

投資で100万円の利益が出た。嬉しい。 でも、なぜか心から満足できない。 「隣の部署の田中さんは300万円儲けたらしい」「SNSで見た人は1,000万円突破だって」──気がつくと、せっかくの100万円が「まだまだ足りない」に変わっている。 …

1886年、英国の統計学者フランシス・ゴルトンは親と子の身長を調査し、統計学史に残る発見をした。背の高い親の子どもは、親よりも平均身長に近い傾向がある。逆に背の低い親の子どもも、親よりは平均に近い身長になりやすい。ゴルトンはこの現象を「平均 …

「投資で利益が出たら、何かご褒美を買いたくなる…」 そんな気持ち、よく分かります。 朝のSNSを開くと、フォローしている投資家が高級車の写真をアップしていて、「新車納車! 投資の利益で自分へのご褒美」とキャプションがついている …

朝起きて、まずスマホで株価をチェックする。昨日買った株が-8%。 「まだ大丈夫、一時的な下落だろう」 1週間後、-15%。 「ここで売ったら負けを認めることになる……」 1ヶ月後、-25%。 「もう売るに売れない。いつか戻るまで持ち続けよう …